ピローミスト『ピエモンテの夏』

昨年、当社の香りの旅でご一緒した友人からピローミストをいただきました。
(香りの旅 デメター農業体験 ピエモンテ・アグリツーリズモ
 &スローフード 食文化の歴史 2015年6月)


旅の4日目に参加者がいつも楽しみにしているグループワークをしました。
アロマテラピーカードをひいて5つの小グループに分かれ、それぞれ課題をもらいます。
● オトギリソウとヤロウを摘んで浸出油を作る
● [ピエモンテのそよ風]をテーマにしたルームスプレーを作る
● [トラベル]をテーマにしたロールオンを作る
● [クレオパトラの夢]のローズバスソルトをブレンドする
● 芳しいボディパウダーをデザインする
というものでした。

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いただいたピローミストは実にいい匂いです。
品のよい抑えたトップの後に華やかなフローラルなミドルノートが香ります。
最初の印象に残るパウダリーな香りの元はなんでしょう?

友人のお返事
「ピエモンテで班ごとに分かれて作った時、他班が作ったスプレーがとても気に入ったのでレシピを書き移したものから作りました。
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レモングラス…2   ローズ…2
ペパーミント…10  ラベンダー…3
オレンジ…7    シダーウッド…2

というものでしたがその通りにしたら ペパーミントが強すぎて歯磨きみたいだったので、ペパーミントはやめて
レモングラス、ローズ、ラベンダー、オレンジ、シダーウッド、レモンで、
ラベンダーを一番多くして作りました。
何も知らないモノマネで作ったのですが、これは友人に大好評でした。
調香というのは凄くむずかしいものなのに笑われてしまいますね。

ラベンダーは精神安定に良いのですよね。
友達はよく眠れると言ってました。
ただ素人の悲しさ、いつも同じに作れないの!

ピローミストとは睡眠時に枕元にスプレーするということなのでしょ?
枕にすると顔についてシミになったりすると困るので
頭上高くにスプレーしています。

ラベンダーは本当に良い気持ちになりますね。
蒸留所のものすごい臭いを思い出します。
過ぎたるは及ばざるが如し、そのものでしたよね。

専門家に褒めていただきありがとうございました。」

ピエモンテの思い出が広がりました。なんと嬉しいことでしょう!
最近、当社の香りの旅を再度催行してくださいとの要望をあちこちから寄せられています。
とりあえず昨年のピエモンテの香りの旅で最後となりますと、参加者の皆様にはお伝えしたのですが「いろいろな海外旅行に参加したが、ヴィーゼの香りの旅ほど内容豊かで独特な滞在型の旅は唯一無二です。ぜひ再度やってください」との声を聞くと嬉しくなってしまいます。

最も可能性があるのは南チロルの旅のアンコールです。
(香りの旅 南チロル高山植物帯の森 2012年5月)
ドロミテ山塊近くの高山樹木精油メーカー、N氏の詳細なインタビュー記事が、当社で出しているF・O・R・U・M35号にも掲載されています。非常に面白いインタビューです。また、南チロルで滞在するTホテルは最高です!

By 手塚千史

# by wiese_personal | 2016-09-16 11:00

帯状疱疹

去る7月、招かざる客、帯状疱疹に見舞われました。
木曜日の発症当初は発疹もでていなくて、お腹の骨の角が一晩中じんじん痛むので、近くの内科にいったら、肋間神経痛かもといわれ、ビタミン剤と鎮痛剤を処方されましたが、鎮痛剤は胃を荒らすからなるべく飲まないようにとの指示でした。

その後普通に生活していましたが、土曜日に痛みがひどくなり、日曜日にとうとう耐えられずに緊急診療所の保健所を訪れ、もしかすると帯状疱疹か骨のずれかもしれない。月曜日に整形外科と皮膚科を受診するようにとのことでした。

月曜日に皮膚科があると思って、再度近所の総合病院を訪れたところ、皮膚科は木曜日だけとのことで仕方なく内科にかかりました。そのとき初めて発疹がでていたので、帯状疱疹との診断が下り、痛み止めを処方されましたが、やはりなるべく飲まないようにとのことでした。

水曜日に我慢できなくなり、別の皮膚科にかかったところ、今度は逆に鎮痛剤をきちんと服用しなさいと言われました。

発病後1週間、そろそろ治りかけたかなと思っていた頃、痛みがひどくなって別の総合病院の皮膚科にかかり、すぐその場で入院になりました。毎日3回抗ウイルス剤の点滴を受け、鎮痛剤を3種類食後3回服用し、6日目に退院しました。

その後、予想通り帯状疱疹後神経痛になり、現在までペインクリニックに通って鎮痛剤を服用しています。副作用を心配して3種類を2種類に減らしてはいますが、痛みは続いています。聞くところによるとアメリカでは痛みに関する感覚がまったく違うのですぐに麻薬を使うそうです。一時的な痛みに使う麻薬は習慣性にならず、麻薬を注射するときの針の痛みさえ、患者に苦痛をあたえるので、麻薬を塗った張り薬(プラスター)を用いるとか!

e0158495_93738.pngなにかアロマテラピーでできないかとエリアーネ・ツィンマーマンの『植物の癒力』を見たところ、カロフィルムに10%の精油をブレンドして患部に塗るとありました。

カロフィルムは持っていないので代替として手持ちのオトギリソウオイルにこれも手持ちのユーカリ・シトリオドラを混ぜ、患部に塗ってみました。深いところからくるじんじんする痛みには効き目がありませんが、表面が衣服にさわってぴりぴりする痛みは軽減するように思います。
e0158495_9384892.png10%だと結構匂いも強烈なので、寝る前と朝早く、外出するときはそれも減らしたりして様子を見ています。

By Handhuegel

# by wiese_personal | 2016-09-09 10:00

MOON COSMETICS

新月のリフレッシュボディスプレー

皆様こんにちは!
本日は「新月」、ちょうど2日前に直営店で新月のワークショップを開催しました。
なんと台風直撃という事前予報ではありましたが、天に願いが届いたのかお客様のご来店時間には晴れ、午後も小雨となんとか開催することができました。そして、雨にも関わらずご予約いただいていた全員のお客様がご来店くださいました。
ご来店くださった皆様、当日は本当に心温まるひと時をありがとうございました。
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当日は月の満ち欠けのお話から新月の特徴のお話をいたしました。
月のリズムを上手く生活に取り入れることで、
より自然美容法は効果が高まります。
ワークショップで使用する精油やヒドロラーテも、たくさんお試しいただき
自分の心とも向き合える時間になったのではないかと思います。
プリマヴェーラのヒドロラーテに数多くの精油から各自ご自身のブレンドを配合し、オリジナルのボディスプレーを作成。
今回皆様には新月のテーマでもある「浄化と新たなスタート」にちなんだブレンドを考えていただきました。
講座の終盤では他のお客様が作成したボディスプレーをそれぞれ交換して香られ、こんなにも違うものかという発見と、それぞれのイメージにピッタリだったこともあり、より香りの魅力に引き込まれたようでした。
ボディスプレーを使ってこれから始まる新たな旅を楽しんでください!!
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また、新月は新しい願いが叶う力の強い日でもあります。
このブログを見て下さっているお客様も
ぜひ本日中に願い事をしてみてください。
特に紙に書いていただくと良いそうです。

定員や日時の関係もあって今回残念ながらお越しいただけなかったお客様もいらっしゃいましたが、今後も月のワークショップを開催いたします。
次回は10月11日の上弦の月のボディソープ作り。
また後日詳細をアップします。
既に次回のご予約をされているお客様もいらっしゃいますので、
もし待ちきれないお客様は、早めに直営店にご連絡ください!

TEL:03-6804-2697
MAIL:life@primavera-japan.jp

皆様の一日がより幸せに満ちた一日となりますように。新月に願いを込めて…

by Life  http://www.primavera-japan.jp/shop.php

 

# by wiese_personal | 2016-09-01 15:00

ヒノキ精油

少し前になりますが、供給・品質が不安定だったために販売中止にせざるを得なかったヒノキ精油の新たな供給元を探しに奈良県を訪れました。
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奈良と言っても和歌山との県境に近い山あいの風光明媚な地域で、昔から杉や檜の植林・製材で賑わってきた土地だそうです。
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製材所も兼ねている蒸留所の方に蒸留現場を見せてもらいながら詳しく説明を受けました。
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曰く、「ヒノキのチップや幹から落ちた小枝からは精油はほとんど採れません。そういうものから精油を抽出して製品化しているという業者さんを聞きますが、まず間違いなく嘘です。精油は基本的に幹の部分からしか採取できません」とのこと。

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また、一帯の林は百年以上に渡って連綿と植林が続けられているそうですが、虫食いの害がないので農薬散布などは一切行っていないそうです。

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抽出法や蒸留をかける木材の選定にもかなりのこだわりを持っていらっしゃるので、ラ・フロリーナ精油として復活させるべく、品質チェックなど引き続き進めて行きたいと考えています。

by 手塚 千史

# by wiese_personal | 2016-08-29 15:00

蓮葉の香盆

友人のお宅に伺いました。いまどき珍しい琵琶床の上に蓮の葉を繊細に彫刻した香盆が飾ってありました。これはケヤキの根の近くに表れる葡萄杢を細工したものだそうです。
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杢とは、木材の表面の繊維が渦巻き、沸き上がり、屈曲して、織りなす美しい造形で、躍動する組織と色彩の変化を珍重して、日本では多く銘木店で扱われてきました。
葡萄杢は葡萄の房が連なっているようにみえるもので、ケヤキ、クスノキ、カエデ、ヤチダモ、ハルニレなどに多く現れるそうです。

香盆というからにはお香の儀式に使い、いろいろな細かい道具を並べたのでしょうか?
蓮の葉の片隅には友人の趣向で小さな緑色のカエルがいます。

こういう美を尊ぶ日本の文化の遊び心に触れた思いです。

香盆がしまってあった箱も見せていただきました。外側は観音開きの木箱です。
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そのなかにもう一つ木の中箱があり、葡萄玉杢と読むのでしょうか?
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その中に絹の座布団が上と下2枚あり、香盆を大切にはさんであります。 
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香盆のカエルのとまっている脇の葉の破れたところの真下、座布団に蟹の絵が墨で描かれています。座布団の上に蓮葉をしまったときに、破れたところから蟹が覗く意匠です。
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明治時代かその前かはっきりしないそうですが、なんという美意識でしょう!

こうした遊び心と美意識がいつまでも残っていてほしいと思いました。

byHandhuegel

# by wiese_personal | 2016-08-22 10:00