エルフリンデン・フォールム イブニングセミナー |
テーマはF・O・R・U・M 34号に遡って「罨法と湿布」です。
湿布は日本ではすっかり忘れられていますが、民間療法の盛んなドイツでは小児科病棟や老人介護施設でよく適用されています。
今回は首の炎症や声枯れ、扁桃炎のときのレモン湿布と、肝臓に当てるローズマリー・ベルべノン精油とラベンダー・ファイン精油を用いたオイル湿布を作って、皆さんに体験していただきました。
時間があればジャガイモ湿布もお見せしたかったのですが、次回以降に採り入れたいと考えています。
「湿布」というテーマが興味深いのか、実技が入ると人気が集まるのか、12人の定員以上のお申込があったのですが、場所の関係で数人お断りせざるをえず、申し訳ありませんでした。次回からは広いスペースを心がけます。
千葉、埼玉、茨木の関東近県以外に大阪、兵庫、長野からもいらしていただき、中にはこのセミナーのためだけに上京してくださった方もいて、本当にありがたいことです。
第4回目はクリスマスの懇話会をかねて12月初旬に、クリスマスと関係の深いヤドリギに関する研究とヤドリギグッズ蒐集の第一人者である田中潔先生に他の芳香性の樹木のお話も含めて、東大駒場のセミナーハウスで行う予定です。日程が決まり次第お知らせします。
毎年このセミナーは12月に開いていますが、アロマにあまり興味のない方にもぜひ聞いていただきたい教養講座です。
さらに年始に「断食」をテーマにセミナーを行おうと盛りあがりました。
食品の有機認定の専門家から有機認定の面白いお話も聞けそうです。
たくさんの方にご参加いただくと、ますます次回以降のセミナーの内容を充実させようとこちらも気合いが入ります。
By 手塚 千史