香りの旅2018 in コルシカ島 |
PRIMAVERALIFE社がYouTubeでコルシカ栽培プロジエクトの情報を配信していますので、そちらの詳細をご紹介させていただきます。
コルシカ島は1769年からフランス領となっています。生物多様性の島として知られ、コルシカ生まれのナポレオンは『故郷コルシカに帰るとき、もう船から自生のハーブが香った』と言っています。
農園を営むK氏一家は1961年にドイツから家族でコルシカに移住、当時は石の廃墟だらけだったそうです。まず柑橘類を栽培、またハーブを太陽光で乾燥させ、
ドライハーブの販売を始めたそうです。1991年にグラースの香水メーカーと取引を開始、それ以来芳香植物を栽培するようになりました。
それから徐々に、バイオダイナミック有機農法に切り替え、農薬と機械をやめて、すべて手作業で行うようにしました。
イモーテルはコルシカ島の至るところに原生していますが、皮膚再生作用があるので、大きな化粧品メーカーが乱獲し、絶滅の危機に脅かされたので、栽培を決意したそうです。
野生のラベンダーもローズマリーも北端のカップコルスを中心に原生し、その原生地はマキアと呼ばれ、有名です。農場主は蒸留技術で世界的に著名な方です。
彼は芳香植物をさまざまな植物と共蒸留することを試み、藻類、枯草(ヘイ)、イラクサなどと一緒に蒸留しています。
セイヨウナツユキソウをローズマリーと共蒸留するというアイディアも彼の実験から生まれたのかもしれません。天然ピュアな精油とともに、いろいろなニュアンスのついた香りも面白いのではと言っています。
カップコルスの原生林には、7月10日に訪れる予定で、私たちも楽しみにしています。のどかな村が点在して小さな半島ですが、一日かけて巡る予定です。また、紀元前からギリシャ人によってブドウ栽培がおこなわれていた歴史の長いワインの産地でもあり、ここのオーガニック・ワイナリーも見学しようと考えています。
まだまだ数名受付可能ですので、皆様からのお申込みお待ちいたしております!
ご不明な点はご遠慮なくご連絡ください。
by Handhuegel